耳鼻科　岡山県岡山市南区のみやはら耳鼻咽喉科　のどの病気専門サイト

のどが赤くてのどがイガイガしたりするだけならいいのですが、ガンがのどにできることで、のどの違和感がおこることがあります。ここで困るのが、「息がすごい苦しい」とか、「ものが全然のみこめない」といったすごく病気を感じる重い症状はガンが進行しないと感じないことです。しかものどのガンは命にかかわることが多いので、早くみつかるかどうかがものすごく大切になってきます。

ガンの初期の段階では、のどの違和感に加えて「首にぐりぐりがあるなぁ」とか「声がかすれるなぁ」といった症状がおこることもありますが、普段の生活をしていくのにはあまり困らないので、気になりつつもお医者さんに行きそびれてて・・・といった方が結構おられます。

のどのガン自体は、のどの中をファイバースコープという細いカメラ（胃カメラのようなチューブ状のカメラ）でチェックすることで早い段階で発見できます。たかがのどの違和感と思わず、のどの違和感が続いている方は一度耳鼻科を受診することをお勧めします。

癌でなくてものどの違和感をおこすものにのどの良性のおできものがあります。これは癌と違い、放っておいても死ぬ心配はまずありませんが、やはりのどの違和感をおこす困りものです。

これにはポリープ（声帯（せいたい）ポリープとも呼ばれます）や喉頭蓋嚢胞（こうとうがいのうほう）があります。

声帯ポリープは声を出す声帯というところにできものができるので声がかすれやすく、わかるのも比較的早いです。

喉頭蓋嚢胞は、のどの違和感以外症状がないこともありますが、大きくなると窒息する危険があるので、もしこれを言われて手術を勧められたら、手術を受けることをお勧めします。